2018年6月20日~22日
東京コンファレンスセンター・有明
東京 - 有明
#autolinux
おかげさまで Automotive Linux Summit 2018 は無事終了いたしました。ご来場いただきました皆様、ならびにスポンサー企業の方々に、深く御礼申し上げます。イベント会場の写真はこちら、講演者提供のセッション スライドはこちらのスケジュールサイトでご覧いただけます。
Open Source Summit Japan & Automotive Linux Summit 2019 は、2019年7月17日から7月19日、虎ノ門ヒルズフォーラムにおいて開催される予定です。
Hyperledger エグゼクティブ ディレクター
Brian は Hyperledger プロジェクトのエグゼクティブ ディレクターです。インターネットで最も人気のある Web サーバー ソフトウェア Apache Web server の主開発者であり、Apache Software Foundation の創設メンバーです。また、2013 年から Mozilla Foundation と Electronic Frontier Foundation のボードを務め、CollabNet の創設 CTO と World Economic Forum の CTO でもありました。直近では、世界的な技術投資ファームである Mithril Capital Management LLC のマネージング ディレクターを務めていました。The Linux Foundation
Dan は、Linux Foundation の自動車部門のゼネラル マネージャーです。彼は Automotive Grade Linux (AGL) 協業プロジェクトの全般的管理・実行の責任者です。AGL は、世界の主要自動車メーカーの支援を受け、オープン ソースによる自動車リファレンス プラットフォームの構築に取り組む業界規模のプロジェクトです。 Dan は自動車、通信、ネットワーク、モバイルなどさまざまな分野に 22 年以上携わってきました。現在の地位に着く前は、MontaVista の Automotive Business Unit (Mentor が買収) のバイス プレジデント兼ゼネラル マネージャーで、MontaVista の自動車ソフトウェア戦略、販売、マーケティング、製品サービスの損益およびワールドワイドな執行の責任者でした。同期間中、GENIVI Alliance の役員を務め、GENIVI コンプライアンス プログラムの開発を担当しました。彼が最初の 3 年間議長を務めたグループは、自動車業界に広く採用された規格である GENIVI 仕様書のリリースを主導しました。MontaVista では、マーケティングおよびビジネス開発担当バイスプレジデントを務め、MontaVista のグローバル マーケティング戦略の開発実行責任者でした。同社は後に Cavium に買収されています。 Dan はシリコン バレーを中心に豊富な起業経験があります。キャリア イーサネット機器のプロバイダーとして起業した Atrica 社 (後に Nokia-Siemens Networks が買収) の製品管理担当ディレクターも務めました。Atrica の前には、波長可変レーザー光源ネットワーク企業としてスタートした BlueLeaf Networks 社 (現 Picarro 社) のアーキテクチャ&戦略担当ディレクターでした。さらにそれ以前は、Cisco Systems、Newbridge Networks (後に Alcatel が買収)、および Nortel において、上級管理職および技術リーダーを務めています。 Dan はオタワ大学において電子工学士の (コンピューター工学専攻) 学位を取得しています。ルーティングとネットワーキング分野で 3 つの特許を取得し、その他複数の特許出願を行っています。Cloud Native Computing Foundation
Dan Kohn は、Kubernetes や Prometheus などのオープン ソース テクノロジの維持・統合に取り組む Cloud Native Computing Foundation のエグゼクティブ ディレクターです。彼は The Linux Foundation の Core Infrastructure Initiative (Heartbleed によって露呈したセキュリティの脆弱性を受けて開始された業界規模のプロジェクト) の発足も支援しました。 彼は これまで医療関連の Spreemo やネット広告企業の Shopbeam など複数のスタートアップ企業で CTO を務めました。それ以前は、半導体や通信基盤分野のスタートアップ企業を育てるシード ステージのベンチャー キャピタル ファーム Skymoon Ventures でゼネラル パートナーとして勤務していました。 Craig McCaw 氏が管理するさまざまな電気通信企業の経営に関わり、最初のインターネット企業の 1 つである NetMarket の設立者兼 CEO として彼のキャリアをスタートさせました。1994 年には、初のインターネット上の音楽ストアの開発を主導し、初めてのショッピング カート システムの構築と安全な商取引を実現させています。Dan は、妻と2人の息子とともにマンハッタンで暮らしています。VMware
DirkはVMwareのチーフ オープン ソース オフィサーで、同社のオープン ソース プログラム オフィスを主導し、オープン ソース プロジェクトの利用やプロジェクトへの貢献に関わる取り組みや戦略を指揮しています。また、VMwareとオープン ソース コミュニティとの意思疎通をはかるために、社内共通の価値感やプロセスの実現を推進しています。Before joining VMware, Dirk spent almost 15 years as Intel’s Chief Linux and Open Source Technologist. Intelに入社する前は、SUSEのチーフ テクノロジ オフィサーや、ドイツ銀行のUnixアーキテクトとして働いていました。Dirkは1990年代初頭からさまざまなオープン ソース プロジェクトにおけるアクティブな開発者であり貢献者です。最近ではおもにSubsurface dive logプロジェクトとこれに関わる多くのオープン ソース プロジェクトに取り組んでいます。The Linux Foundationのボード メンバーでもあります。ドイツのヴュルツブルク大学において数学とコンピューターサイエンスの学位を取得しています。米国オレゴン州ポートランド在住。The Linux Foundation
Greg Kroah-Hartmanは、カーネル レベルで Linux をメンテナンスする著名なソフトウェア開発者のひとりです。今後彼は Linux Foundation フェローとして、完全に中立な環境で Linux の安定版カーネル ブランチや各種サブシステムのメンテナンス作業を継続します。また、Linux を進化させるために、The Linux Foundation の メンバーやプロジェクト、および重要なプロジェクトと密接に連携します。 Greg は Linux Driver プロジェクトを立ち上げ、管理しています。また、現在は Linux の安定版カーネル ブランチと各種サブシステム (USB、ステージング、ドライバー コア、tty、sysfs など) をメンテナンスしています。以前はSUSEのフェローでした。 オレゴン州立大学のオープン ソース ラボのアドバイザーや、The Linux Foundationのテクニカル アドバイザリ ボードのメンバーも務め、開発者や業界のイベントでさまざまな基調講演を行っており、Linuxデバイス ドライバーとLinuxカーネル開発に関する書籍も2冊執筆しています。The Linux Foundation
Jim は、ここ 10 年あまりの三大技術トレンドであるモバイル コンピューティング、クラウド コンピューティング、およびオープン ソース ソフトウェアの分野でキャリアを重ねています。現在は The Linux Foundation のエグゼクティブ ディレクターとしてこの経験を生かし、オープン ソースや Linux を使用した技術革新の加速に取り組んでいます。 彼は The Linux Foundation において、IBM、Intel、Google、Samsung、Qualcomm をはじめとする世界的な技術企業と協力し、サーバー、クラウド、および各種の新モバイル コンピューター機器の次世代コンピューター機能の定義を推進しています。ベンダー中立な The Linux Foundation のディレクターである彼は、独特の集約的な観点から世界の技術産業を見ることができます。 Jim は、技術業界の経済変革に関する見識が評価されています。彼の執筆は、Businessweek や Wired をはじめとする著名技術ジャーナルに掲載されており、業界のさまざまなイベントにおける常連の基調講演者です。Splashtop をはじめとする企業への起業アドバイスも数多く行っており、Global Economic Symposium、Open Source For America、および Chinese Open Source Promotion Union の役員も務めています。富士通
金重憲治氏は、富士通のオープン ソース・Linux開発事業を主導しており、オープン ソース コミュニティにおける同社の代表者です。彼とそのチームは、信頼性・可用性・保守性 (RAS: Reliability・Aavailability・Serviceability) などの企業向け機能、リソース管理、スケーラビリティ強化、仮想化の分野を中心に多くの貢献を行ってきました。金重氏のチームは、Linux カーネル、QEMU、libvirt、Linux Test Project (LTP)、OpenStack、Kubernetes、Open Container Initiative (OCI) をはじめとするさまざまなOSSコミュニティに貢献しています。Linux Creator
Linus は、1969 年 12 月 28 日、フィンランドのヘルシンキで生まれました。1988 年にヘルシンキ大学に入学し、コンピューター サイエンスの修士号を取得して卒業しています。修士論文のタイトルは "Linux: A Portable Operating System" でした。世界で最も重要なソフトウェア共同開発プロジェクトが誕生した瞬間です。1991 年に彼は Linux カーネルを開発したことを発表し、“it won’t be big and professional (大規模でプロフェッショナルなものにはならない)" とはっきり言っています。しかし実際にはそうではありませんでした。彼の謙虚な言葉を覆し、Linux は世界で最も広く浸透するオペレーティング システムになりました。今日、Linux カーネルは Linux オペレーティング システムの根幹となり、何十億個の Android デバイスを動かし、ChromeOS に使われ、あらゆる業界やフォーム ファクターに浸透しています。スマートフォン、テレビ、家電、車、原子力潜水艦、航空管制システム、証券取引、そして科学研究にも、すべて Linux が使われています。Linux は、インターネットやクラウド コンピューティングの基盤でもあります。2005 年、Linus がパフォーマンスやスケールのニーズを満たすフリー/オープン ソース版のバージョン管理ツールがないことを理由に、わずか 10 日間で Git を開発したことは有名です。現在、Git はソフトウェア開発ばかりでなく、コンフィギュレーション管理などのバージョン管理処理にも広く利用され、DevOps 文化にとっても不可欠なものとして浸透しています。2000 年には Time 誌による Time 100: The Most Important People of the Century (今世紀最も重要な人々) の 17 人目に選ばれました。さらに 2004 年には、同じく Time 誌が彼を Most Influential People in the world (世界で最も影響力を持つ人々) の 1 人に選んでいます。さらに 2008 年には、「後に世界中で広く利用される Linux カーネルとなる新しいオープン ソース オペレーティング システムを生み出した功績が認められ」、フィンランドの独立系基金 Technology Academy Finland から Millennium Technology Prize を贈呈されました。また、2014 IEEE Computer Society Computer Pioneer Award も受賞しています。彼は技術の巨匠として、Computer History Museum Hall of Fellow (コンピューター歴史博物館のフェローの殿堂) に選出され、Rear Admiral Grace Murray Hopper、Tim Berners-Lee、Gordon Moore、Ken Thompson、Dennis Ritchie、Steve Wozniak などの技術エリートの仲間入りをしました。Torvalds は、標準 Linux カーネルに新しいコードを組み込む際には、最高の決定権を持っています。トヨタ自動車
遠藤 雅人氏は、トヨタ株式会社 知的財産部 コネクティッド ビークルグループのプロジェクト マネージャーです。トヨタコネクティッド株式会社の知財戦略の企画・実行に関わっています。 トヨタにおけるOSSガバナンス構造を確立し、Automotive Grade LinuxやOpen Invention Networkなどのプロジェクトを介してOSSコミュニティとの関係を構築することに力を入れており、最近はトヨタの代表者としてOpenChainプロジェクトにも参加しています。 The Linux Foundation、Free Softwere Foundation Europe、Asian Legal Network、DLA Piper、各国特許庁などが推進するOSS関連のイベントや知財関連のイベントにおいて講演を行っています。当初はMaaS、自動運転車、ナビゲーション システム、高度交通システム、スマート グリッドなどさまざまな技術に関わる特許技術者でした。またニューデリーでインドの知財や渉外を学んでいます。2017年からは、日本自動車工業会の知財プロジェクトにも参加しています。Microsoft Azure
Michelleは、Microsoft Azureのシニア ソフトウェア エンジニアであり、Kubernetes Helmプロジェクトのコア メンテナーです。Kubernetesプロジェクトでは、Kubernetesにおけるワークロードの実行・管理に主眼を置くspecial interest group (SIG-Apps) を共同設立し、Kubernetes Steering Committeeの一員でもあります。MichelleはおもにGoデベロッパーとして知られていますが、Rubyにルーツを持ち、ジョージア大学でコンピューター サイエンスの理学士号を取得しています。HashiCorp
Mitchell Hashimotoは、情熱的なエンジニアであり、プロフェッショナルな講演者であり、アントレプレナーです。約10年にわたり、オープン ソース ソフトウェアの開発と貢献に取り組んできました。VelocityConf、OSCON、FOSDEM など数々のカンファレンスで、自身の取り組みについて講演しています。MitchellはHashiCorpの創業者です。同社がめざしているのは、Vagrantをはじめとする世界のベストDevOpsツールを開発することです。HashiCorpを立ち上げる前に、Web開発者を5年、オペレーション エンジニアを4年経験しています。Intel K.K.
マツダ
後藤 誠二氏は、マツダ株式会社 統合制御システム開発本部 主幹です。同社はThe Linux Foundationに加盟し、2016年1月に Automotive Grade Linux のプラチナ レベル メンバーとなりました。彼はAGLアドバイザリ ボードのメンバーであり、昨年からは他のOEM企業とともに "Reference Hardware Architecture EG (エキスパート グループ)" を立ち上げています。SUSE
Thomas Di GiacomoはSUSEのチーフ テクノロジ オフィサーとして、エンタープライズ Linux OS からソフトウェア定義ソリューションまで広範に拡大する同社のポートフォリオ (OpenStack クラウド基盤、Cephベース ストレージ、ソフトウェア定義ネットワーク ソリューションなど) の急速なイノベーションと成長を牽引しています。 また、カスタマー、パートナー、およびオープン ソース コミュニティと連携し、SUSEの技術的ビジョンを共有・定義しています。IT業界において15年以上の経験を持ち、エンジニアリング&プロダクト イノベーションにおけるさまざまなグローバル リーダーシップ ロールを務め、通信、ホスピタリティ、医療など各種分野に応用されるオープン ソース プラットフォーム、開発、およびグローバル インフォメーション システムや技術のサポートに関する知識があります。 Di Giacomoは、ジュネーブ大学でコンピューターサイエンスのPhDを取得しており、同大学における学術業務、および大手国際企業とのジョイント企業プロジェクトにおいて、シニア ソフトウェア デベロッパー兼リサーチャーを務めていました。SUSE
Troy は SUSE Cloud Application Platform 担当シニア プロジェクト マネージャーです。2011年に Cloud Foundry がオープン ソースで開始されるとまもなくこれに参加し、ActiveState および HPE Helion Stackato 両チームのテクニカル ライター、インストラクター、およびプロダクト マネージャーを務めてきました。